21日、「K-MOVIE’s NEW WAVE SHOWCASE Vol.1」が杉並公会堂(東京)にて開催され、日本未公開韓国映画『マイ・ブラック・ミニドレス』(ユン・ウネ、パク・ハンビョルら出演)の上映と、同映画に出演しているU-KISSのドンホと、メンバーのキソプ、ケビン、AJの4人によるトークショーが行われた。
イベントに先立ち行われた記者会見で、ドンホは『マイ・ブラック・ミニドレス』出演の経緯を「もともと演技に興味があり、いろいろなオーディションを受けた。役のキャラクターと自分のイメージが合ったので、出演を決めた」とし、「表向きは冷たいが、中身はかわいくて、自分に似ているところがある」と語った。
また、演技の楽しさについて「歌手活動をしているため、学校に行けなかったり一般人としての生活ができないので、演技をしながら学校に行ったり、友達と遊んだり疑似体験をしている感じ」とした。
他のメンバーも俳優活動に興味があると言い、「王子様役がやりたい」(ケビン)、「『花男』の道明寺司役がやりたい」(キソプ)、「僕は花沢類」(AJ)と口ぐちに言っては「無理です!」とじゃれながら応酬。仲の良いところを見せた。
また、8月24日にリリースされる「Bran New KISS」日本ライセンス盤について、「『0330』の日本語バージョンが収録されている。情緒的な曲で、歌詞とメロディーがとてもマッチしている。とても聴きやすい曲だと思う」「「今回のアルバムはいろいろなカラーで個性を光らせているアルバム」としっかりPRした。
今後の日本活動への抱負として「全国ツアーがしたい」(ドンホ)、「東京ドームでコンサートがやりたい」(キソプ)、「オリコン1位に」(ケビン)と次々にふくらむ夢と展望を語った。AJは「僕も同じ」とした上で「日本語ももっと勉強して、日本の人たちと近しく付き合っていきたい」と語った。
現在、大阪に居を構えているU-KISS。「日本の生活は楽しい」「食べ物が全部おいしい」と、日本により近づき、語学力も日進月歩。最近メンバーが交代するなど紆余(うよ)曲折もあったが、チームワークもよく、新生U-KISSの今後の日本活動は期待できそうだ。
一方、「K-MOVIE’s NEW WAVE SHOWCASE」は、日本国内で未公開の個性的な韓国映画を、若手俳優・K-POPスター・若手監督のティーチイン付きで上映するというもので、「韓流ぴあ」「SODA」が主催。今後、継続的なイベントを目指すとのことで、今後のラインナップも興味がもたれる。
東京=野崎友子通信員