13日、東京ドームにて「K-POP FESTIVAL-MUSIC BANK in TOKYO」が開催され、東方神起、KARA、少女時代、2PM 、BEASTら韓国の人気アーティスト15組が登場。東京ドームを埋め尽くした観客は充実の3時間に及ぶ歌の競演を楽しんだ。
同イベントは、KBS World HDで放送中の「MUSIC BANK」がK-POPの祭典として開催したもの。ほかに4Minute、U-KISS、IU、ペク・ジヨン、Secrest、Rainbow、INFINITE、パク・ヒョンビン、ReNia、X-5が出演した。
MCは、通常プログラムでもMCをしている俳優のヒョヌと、KARAのギュリ、ハラが共に務めた。
観客は、KARAの「ミスター」で幕が上がったということで、冒頭からボルテージを上げ、トリを務めて熱気が最高潮に達した東方神起まで、3時間にわたるイベントの間中、総立ちで盛り上がった。
それぞれの持ち歌を披露したほか、「ドラマOST」をテーマにペク・ジヨンがドラマ『IRIS-アイリス-』のテーマ曲「イッチマラヨ(忘れないで)」、IUが『ドリームハイ』の「Someday」、U-KISSが『花より男子~Boys Over Flowers~』 の「PARADISE」を歌うという日本の韓流ファンをも意識したプログラム。
また、スぺシャルステージとしてペク・ジヨンとテギョン(2PM) による「ネ クィエ キャンディー(私の耳のキャンディー)」、KARAとRainbowによる「ネ ナムジャ チングエゲ(私の彼氏に)」といったこのイベントでしか見られないユニットでのパフォーマンスも披露され、観客を大いに楽しませた。
そして、最後には全員で「Run to You」を歌いながら、広い会場の端から端まで駆け回り、名残惜しそうにステージを終えた。
すでに日本進出し、大きな人気を得ているアーティストが特に大きな歓声を浴びたのは言うまでもなく、これからの新人ReNia、X-5らにも大きな関心が寄せられ、興味深くそのパフォーマンスを見守った観客。5万人収容の東京ドームをいっぱいにした彼らの年齢層は幅広く、K-POPがこれまでにない勢いでその裾野を広げていることが証明された。
この日の模様は「K-POP FESTIVAL-MUSIC BANK in TOKYO」として8月25日午後6時からスカパーJSAT(スカチャンHD190ほか)でテレビ初独占放送、さらに28日午後1時からスカチャン3D169で3D放送される。
なお、「MUSIC BANK」レギュラー放送はKBS Worldにて毎週金曜午後4時20分ほか放送中だ。
東京=野崎友子通信員