K-POPブームでSM株が最高値更新


 SMエンターテインメント(以下、SM)の株は店頭市場コスダックに上場されて以来の最高値を記録、イ・スマンSM会長は「株長者」になった。

 SM株は13日の終値で1株2万7500ウォン(約2050円)と、2001年にコスダックに上場されて以来の最高値となった。前日の12日に記録したそれまでの終値・最高2万6950ウォン(約2010円)より1株550ウォン(約40円)上がり、取引時間中の最高額である2万7350ウォン(約2040円)よりも150ウォン(約10円)上昇した。

 これにより、SM株の24.43%に当たる404万1465株を所有しているイ・スマン会長の株式評価額は1111億4028万7500ウォン(約82億8000万円)になった。終値で前日の1089億1748万1750ウォン(約81億800万円)より22億2280万5750ウォン(約1億6500万円)上昇、イ・スマン会長が所有する株の評価額は1000億ウォン台から1100億ウォン台になった。

 イ・スマン会長は昨年11月1日、SM株454万1465株を所有していた際に株価が1株2万2200ウォン(約1650円)を記録、1000億ウォン台の「株長者」になった。同年12月に50万株を売却したが、株式評価額は8カ月後に1100億ウォン台に達したことになる。

 SMは、所属歌手たちが韓国・日本をはじめとするアジアで活発に活動している上、このほどパリ公演を成功させ、ヨーロッパにも地盤を築いた。今後も大規模な海外イベントが計画されており、こうした業績が株価上昇につながったものと分析されている。

キム・ウング記者
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