最近、彼のインタビュー記事に「ロールモデルはカン・ドンウォン」という内容が頻繁に登場した。
しかし、ソンジュンは「僕に与えられた道は、状況的なことが多いです。だからこの道を歩きながら、必ず“誰かになる”というのはありえないことです。もちろん、カン・ドンウォン先輩はファンだし、好きです。でも、特定の俳優のある雰囲気が気に入った、という点を道しるべにして進むことはできますが、“誰かのようになる”、ということではないです」と話した。
それなら、どんな俳優の演技を見て、彼は夢を育ててきたのだろうか?
「人間心理を上手く表現する俳優がいるじゃないですか。指の動き1つでも、心理をついて表現する人を見ると、感心します。僕が男だからか、単純に顔がいいから興味を持つということは、ほとんどないです」
専攻が彫塑のソンジュンは、芸術的な才能が素晴らしい。演技に加え、演出に対する夢も持っている。
「シナリオをときどき書いています。シノプシスのように簡単に。もちろん短編です。後々、僕が制作費を稼げるようになったら、必ず1度は挑戦してみたいです」
モデル出身でルックスの良いソンジュン。主演級の俳優に成長した彼は、インタビュー中、質問に答えるたびに慎重にじっくり考えていた。まだすべてが慎重な彼だが、胸には大きな夢を抱いていた。
次に彼と会ったとき、どのような姿を見せてくれるのか楽しみだ。