7月23日に女優ユジンと結婚式を挙げる俳優キ・テヨンが8日、東京・渋谷区文化総合センターさくらホールにてファンミーティングを開催した。
キ・テヨンは、イベント開催前に記者会見を行い、ユジンとの結婚について、「交際期間は、1年半です。お互いのいい面を発見して、いろんな話をして、この人だったらいいなと心に決め、結婚を前提に交際しましょうと約束をしました」とし、「当初から、今年の7月に結婚しようと決めていました」と明かした。
ドラマ『恋人作り~Seeking Love~』共演時から交際がうわさされて二人だが、共演中の交際は否定。「ドラマを撮っている最中は、まだ交際はしていなかったんです。終盤になって、彼女がスタッフと話しているのを見たり、聞いたりして、好感をもつようになりました」とし、「僕も芸能人ですが、芸能人に対して、偏見がありました。が、彼女はいい人なんだなと思わせてくれ、偏見を打ち破ってくれたんです」と交際のきっかけを告白。
さらに「そうしていくうちに、ドラマが終わり、電話でよく話をするようになり、やはりいい人だなと確信しました。そして、結婚したいねと約束をして、このくらいの時期に結婚しようと話をしました」とうれしそうに明かした。
しかし、そういう決意とは裏腹に、ふたりは最近まで交際を伏せていた。「お互いの職業柄、大変なこともあるだろうということで、公にしないことにしましたが、隠していたといえば、そういうことにもなりますね」と言い、「もっと早く発表したかったんですが、周りでは、耳の痛くなるような出来事もあり、発表を控えていましたが、もし記事が出たら発表しようと言っていました」と公表のタイミングを見計っていたという。
そのことで、デートするのも苦労したのでは、と問うと、「周りの人たちのようにたくさんデートはできなかったのは、事実です」とし、「お互い別の時間を過ごしてきたので、考え方や気持ちを合わせる時間がさらに必要でした。互いの長所や短所を知る時間も必要だったんです。そうしていくうちに、だんだんお互いに確信がもてるようになり、(結婚の)気持ちが大きくなっていきました」と改めて丁寧に、そして熱く説明した。
ファンミーティングでも、『恋人作り~Seeking Love~』はどういうドラマか、というMCの質問に「僕の人生を変えてくれたドラマ」と答え、「たくさんのファンの皆さんと触れ合うきっかけとなり、一生の伴侶に出会えた作品」と少し恥ずかしそうに語ると、会場を埋めたファンからは大きな拍手とともに「おめでとう」の声が飛んだ。
キ・テヨンは、トークのほか「どうしても歌いたかった」というシン・スンフンの「その後しばらくの間」や「恋人はいます」の歌を披露。ファンへの感謝の手紙を日本語で読み上げるなどし、最後のあいさつでは、温かいファンの声援に胸いっぱいといった様子で声をつまらせる場面も。しかし、握手会&ツーショット撮影では、ファンにお返しとばかりに最高の笑顔を見せ、触れ合いの時間を楽しんでいた。
東京=野崎友子通信員