「特別な感情は本当にないんですか?」
イ・ミンギ(26)、カン・イェウォン(31)が最近よく聞く言葉だ。映画『TSUNAMI-ツナミ-』に続き、『クイック』まで2年で2度も、それもカップル役で共演したので、「付き合っているの?」という声が出るのも当然。そのうえ、二人はウェルメイドスターエムに所属し、事務所も同じ。それだけ、共にする機会が多かったというわけだ。
「付き合っているの?」という質問に、二人は毎回あきれたように難色を示すが、周りはこの言葉を真に受けない様子。「すごく似合っているんだから、付き合えば」とあおる人も多い。
これについてカン・イェウォンは「この間も、ソル・ギョング先輩から“ミンギと付き合ってるのか?”と聞かれて慌てた」とし、「キム・イングォン先輩は、いまだに未練を捨てられなくて会っているなら、付き合えと大騒ぎしている。最近はそれだけでなく、“ますます似てきている”という声まであるが、付き合っているのではなく、それだけ親しいということ」と話した。
イ・ミンギも笑いながら「親しいお姉さん」と一線を引いた。「5歳年上だが、時には妹のようでもあり、年齢を超えたラクさがある」と一言付け加えた。
この二人にとって、2年前の『TSUNAMI-ツナミ-』は特別な意味を持つ。同映画への出演をきっかけに俳優として成長し、また再び大作、しかも今回は主人公に抜てきされる幸運をつかんだ。
また、貴重な収穫は“人”だった。当時共演したキム・イングォン、ソル・ギョングらとも家族のように付き合っているという彼らは「お互い、会話がなくても全くぎこちなくないぐらいになった」と特別な仲であることをアピール。
『クイック』は爆発物をテーマに、100億ウォンが投じられた大作映画。劇中イ・ミンギはバイク便のライダー、ギス役を、カン・イェウォンはアイドル歌手アルム役を演じた。ほか出演はキム・イングォン、コ・チャンソクら。21日に公開される。