Secretが日本デビューイベントを開催、感激の涙も


 8月3日に1stシングル「Madonna」で日本デビューするガールズグループSecretが6日、「Premium Debut LIVE in Japan “welcome to secret time”」を東京・原宿ラフォーレ・ミュージアムにて2回にわたり開催した。

 「MAGIC」に始まり、デビュー曲の「Madonna」やカップリングの「My Boy –New arrange ver-」など全6曲をキュートに、そしてパワフルに披露。会場を埋めたファンは、応募総数5万通、約100倍という倍率の中、見事当選しただけに、格別熱い声援を送り、大盛り上がりを見せた。

 メンバーらは、そんなファンらを前にして「日本でのソロライブ楽しみにしていました」「感動しました。驚きました」と興奮気味に覚えたての日本語で語った。携帯電話を没収されているというメンバーらは「昔、半地下に暮らしていた時から携帯電話を没収されている。日本で1番になったら返してくれると社長が言ったので、皆さんよろしくお願いします」などと冗談まじりにPRするなど、元気いっぱいのステージを務めた。しかし、最後にファンに喜びと感謝のあいさつをすると、全員が感極まり、涙も見せた。

 1回目のステージ後に行われた取材で「ファンの皆さんに会えてとてもうれしい」と笑顔で語った。「メンバー4人はみんな幼いころからBoA先輩を見ていて、日本でデビューしたいと思っていた」とし、「今回日本に来て、皆さんが(自分たちを)知っていてくれてうれしかった」との喜びを口にした。

 リーダーのヒョソンは「3年6カ月間、練習生だった時代を思い出した。大好きな日本でのデビュー、今日のステージにいることが信じられません」と言うと声をつまらせ、「今日の皆さんのことを忘れません。大切にします。一人でも聞いてくれる人がいる限り、日本で一歩一歩前に進んでいきます」と目をうるませながらも力強く決意を見せた。

 韓国デビュー前に苦労を重ねてきたといわれるSecret。ジンガーは「さきほどのショーケースでも涙を流してしまったが、つらかった生活が走馬灯のようによぎっていった。一生懸命やって、進歩していく姿を見せたい」とし、ソナは「韓国で活動していて、半地下生活をしていたころのことを忘れていたが、当時を思い出して悲しくなった。日本のファンの皆さんの存在を知り感動した」と涙のわけと今の気持ちを吐露。

 そしてジウンは「韓国でデビューした時は、規模が小さかった。(日本)デビューに向けもっともっと準備していきたい」、ヒョソンは「皆さんには自分たちのカラーがある音楽をたくさん聞かせ、感動、楽しみを与えられたらうれしい」と日本デビューへの意気込みと自信を示した。そしてSecretの特徴を「ステージ上でパワフルなライブをすること、思いっきり楽しんでいるところ」とアピールし、大きな笑顔を見せた。

 一方、8月3日リリースの「Madonna」初回プレス分購入者限定イベントが、8月6日に開催されることも決定した。Secretの今後の活動が楽しみだ。
 
東京=野崎友子通信員

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