女優スエが国際児童救護団体「プラン・コリア」とともに、6月26日から今月1日までアジア最貧国バングラデシュを訪問した。今年2月にドラマが終了して以来、初の公式活動だ。
今回の訪問は、性暴行や早婚、児童労働や人権蹂躙(じゅうりん)で苦しむ女の子たちと会い、彼女たちを励ましたり希望を持たせ、性差別に対する認識改善を訴えるキャンペーンを繰り広げるためだ。
スエは「家族に強要され、12歳で結婚して、4歳になる子どもを育てている17歳の女の子に会って話を聞いたが、胸がとても痛かった。数多くの女の子たちが、家族から愛されて成長しなければならない時期に、道端に捨てられ、苦しい人生を生きているという事実が衝撃的だった」と語った。
特に、ある少女が数年間貯めたお金で準備した指輪をプレゼントしたときには、涙を堪えきれずに号泣した。
スエは「一人の力で、彼女たちの人生に変化をもたらすのは難しいが、わたしを通して多くの人々が今この瞬間も苦しんでいる弱い子どもたちを助けることができれば」と話した。