東日本巨大地震:リュ・シウォン、岩手県を極秘訪問


 韓流スター、リュ・シウォンが先週末、東日本巨大地震の被災地、岩手県を極秘で訪れた。

 今回の訪問は、NHK連続テレビ小説『どんど晴れ』の出演者である比嘉愛未、内田朝陽らとともにした復興支援イベント。リュ・シウォンはスペシャルゲストとして参加、被災者にプレゼントを届け、真心のこもったトークを交わした。

 特にリュ・シウォンは、被災者に迷惑をかけるのではないかと極秘で訪問することを望み、事前にスケジュールを一切公開せずに参加した。

 岩手県は、2007年に出演した同ドラマの撮影地で、リュ・シウォンにとってゆかりのある場所。また東日本巨大地震が起こる前の今年3月にも、『どんど晴れスペシャル』への特別出演で訪問しており、岩手県の被害状況が気になっていた。リュ・シウォンは今回の訪問で、被災地を訪れると言っていた約束を守ったというわけだ。

 リュ・シウォンは「現地を訪れ、被害の跡を見たり被災者と会って、どんなことでも、どんな方法でも心から勇気づけたかった」と心境を語り、「日本では人と人の縁をいう絆という言葉があるが、大地震後、お互いを勇気づけるための単語としてよく使われている。そういう意味で、僕は絆という言葉が、韓国の情と相通じるところがあると思い、今回の機会を通して、韓国の温かい情を伝えたかった」と今回の訪問の意味を説明した。

 リュ・シウォンは11月4日、三郷市文化会館を皮切りに大阪、名古屋、そして2006年と2008年に3回の公演を行った仙台など8都市16公演を準備中。12月21日、さいたまスーパーアリーナでの2回公演でフィナーレを飾る予定だ。

イ・ジョンヒョク記者
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