韓国映画『サニー』と『豊山犬』の躍進が目覚ましい。『サニー』は公開から8週連続で1位の座を守り続けており、キム・ギドク監督がプロデュースした低予算映画『豊山犬』は公開初週に損益分岐点を上回るなど善戦している。
27日に映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークが発表したところによると、『サニー』は24日から26日までに全国462スクリーンで観客32万8511人を動員、興行成績1位だった。5月4日の公開以来、通算観客動員数は572万6856人を達成。このペースで行けば600万人突破もそう難しくはないと見られている。
6月最終週の週末に公開された『豊山犬』の善戦にも注目だ。同期間に23万9387人を集め、『カンフーパンダ2』に続く3位となった。
映画会社側が発表した同映画の純制作費は2億ウォン(約1480万円)で、全国で24万人を集めれば損益分岐点を超える。23日に公開された同映画の通算観客数は28万1859人で、『豊山犬』は公開初週に投資額を全額回収したことになる。