欧州でも韓流ブーム、立役者はイ・スマン氏

「ジンギスカンでもフランスには行けなかった」
「韓流は征服する」


 アジア圏にとどまっていた「韓流」が、ヨーロッパという新大陸の開拓に本格的に乗り出す。韓国最大の芸能プロダクション「SMエンターテインメント」が、10日と11日(現地時間)、フランス・パリの公演会場「ル・ゼニス・ド・パリ」(7000席規模)で開催するコンサート「SMTOWN LIVE WORLD TOUR in PARIS」はその出発点だ。同公演チケットは、ネットで前売りが始まってから10分で売り切れるほど熱い反響を呼んだ。5月1日にはパリ・ルーブル美術館前で「1公演の予定を2公演に増やしてほしい」というフランスのファン数百人がデモを起こしている。

 SMのヨーロッパ攻略を率いるのは、イ・スマンSMエンターテインメント創業者兼代表プロデューサー(58)=写真=だ。本紙は6日、米国に滞在中のイ・スマン氏に電話インタビューした。

 イ・スマン氏は「これまでK-POPのグローバル化のため、世界各国の作曲家とネットワークを築き、コンテンツを作ってきた。今回の公演もその努力が実を結んだもの。ジンギスカン(チンギス=ハン)もフランスまでは行けなかった。わたしたちはジンギスカンでもできなかった歴史的なことをやっているのだ」と語った。

崔承賢(チェ・スンヒョン)記者
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