元夫と法廷闘争イ・ジア、準備書面を提出


 歌手ソテジと離婚に伴う慰謝料や財産分与をめぐり訴訟中の女優イ・ジアは、来月4日の第4回弁論期日を前に、今月14日に準備書面を提出していたことが分かった。

 ソウル家庭裁判所が16日に明らかにしたところによると、イ・ジアは14日に法的代理人を通じ、同家裁に準備書面を提出したとのことだ。準備書面とは、民事訴訟で自らが主張する事実関係や法理などを記載し裁判所に提出するもので、事前に相手側との見解の違いをはっきりさせ、裁判当日の不毛な論争を避けるための手続きだ。

 イ・ジアはソテジを相手取り慰謝料5億ウォン(約3720万円)と財産分与50億ウォン(約3億7200万円)を請求しているが、これが報道され波紋が広がると、先月30日に訴訟を取り下げた。このため、訴訟は一段落したかのように見えたが、ソテジ側が訴訟取り下げ不同意書を提出、法廷対決に再び火がついた状況となっている。ソテジ側が「法廷で真実を明らかにする」との意向を表明してから、イ・ジアが見解を明らかにするのはこれが初めてだ。

 また、イ・ジアは準備書面を提出することにより、ソテジ側との見解の違いや要求事項を明確にしたものと見られるため、ソテジ側がこれに対し再度反論するかどうかに関心が集まっている。

キム・ヒョンロク記者
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