インタビュー:チュ・サンウク「『ジャイアント』のベッドシーンでは…」(上)


 ドラマ『アクシデントカップル』『善徳女王』などでイケメン俳優として注目されたチュ・サンウク。最近では、『ジャイアント』(KNTV放送中)と『パラダイス牧場』(DATV放送中)でその認知度も急速にアップしている彼が、ファンミーティング開催のため来日。インタビューした。

―『ジャイアント』のチョ・ミヌは、クールでいやな男かと思ったら、意外にミジュとの恋愛では打って変ってかわいい姿を見せるという多面性のあるキャラクターでしたね。

 「人は思った通りに事が進むとおもしろくないもの。ドラマでも予想通りになると、おもしろくないと思うんですよ。チョ・ミヌの場合は、まったく想像もつかないことが起きた。そんなタイプじゃないのに、驚くような姿を見せた、それがより魅力的になったようで、それまで気付かなかった彼を感じてもらえました。愛する人に接する姿はとても魅力的に描かれたと思います」


―特に印象に残っているシーンは。

 「ミジュ(ファン・ジョンウム)とのベットシーンなんですが、僕たちはベットシーンだからといって何も特別なことはしなかったんですよ。でもとても重要な感情シーンだったし、しっかり準備して撮影に臨み、結果視聴者の反応もよくて、個人的にはとても満足しています。ベットシーンだからではないですよ(笑)…重要なシーンだったし…。

それで、僕は放送後に、演技の面や、ドラマの話題がいっぱい記事になると思ったのに、ジョンウムさんの彼(sg WANNA BE+のキム・ヨンジュン)が、ツイッターに写真を上げた(編集注:キム・ヨンジュンがこのシーンの放送を見ている自分の写真を掲載した)ら、1週間以上もそれが記事になっていっぱい出たんです。それで少し寂しかったし、正直本当に腹も立って…(笑)。でも本当に面白いエピソードで、彼も楽しくしようとことなので、まあ、いろんな意味で一番記憶に残るシーンですね(笑)」


―対立関係を演じたイ・ボムスさんと共演した感想は。

 「イ・ボムス先輩は韓国を代表する俳優の一人ですし、とても演技派の大先輩ですので、最初は緊張しましたが、見た感じとは少し違うんですよ。演技の時は本当に徹底的にされるんですが、普段は本当に面白くていたずらもするんです。なので、撮影中本当に楽しくリラックスして撮影ができました」

―『ジャイアント』チョ・ミヌと『パラダイス牧場』のソ・ユンホ、どちらが苦労が多かったですか。

「ミヌですね。ミヌは感情シーンも多かったし、撮影も長かったし、大変な作業でした。『パラダイス牧場』のユンホも楽な人物だったし、楽な雰囲気のドラマだったのですが、『ジャイアント』は激動的なドラマで、状況もしばしば変わるのでとても苦労しました」

東京=野崎友子通信員

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