インタビュー:ヒョヌ(『恋する国家情報局』)「どこでも、すぐなじめるんです」(下)


―かわいい後輩役は、雰囲気ぴったりですが、実はクールな役をやりたいといった希望はありますか。

 「KBSドラマスペシャル『ヘアーショー』では、年下の役ではなく、やさしいお兄さんの役でした。かわいらしい役、クールな役ということにはとらわれず、今はいろんな役にチャレンジしたいです」

―「僕は適応力があるので、どこでも生きていける」と以前おっしゃっていましたが、どういうことですか。

 「初めて知りあった人達の集団に入っても、自然とそこになじんでいくことができるということです。例えば、ドラマでいえば、自分自身は平凡であっても情報局員の役が与えられたら、その準備をすることによって、自然とその雰囲気になじんでいる。実生活の中でも、初めて会った人でも次の日には、まだ2日しかたっていないのに何カ月も前から知っているような感覚になる。人とのコミュニケーションで共感を作っていくというのが得意なんだと思います」



―『ミュージックバンク』の司会をされていますが、歌手として活動されたこともありますよね。今後そちらの方の活動予定はありますか。

 「この番組で多くの方に知っていただくきっかけになったと思います。若いファンが増えました(笑)。以前は、街を歩いていてもあまり気づかれなかったんですが、司会をはじめてからは、声をかけられるようになりました。歌手については、演技の方がまだまだ未熟なので、これからもっともっと演技の勉強をして、演技がうまいといわれるまでは、わき目もふらずに演技の方に集中していきたいです」

 『恋する国家情報局』は、ダメダメ女巡査が、エリート捜査官とイケメン御曹司から恋をされ、まさかの三角関係に!?というストーリー。



 お金が好きで、社会的使命感ゼロの女巡査オ・ハナ(イ・スギョン)は、警官の立場を利用して世の中をひょうひょうと渡っていたが、自分の誕生日に彼氏にフラれたことがきっかけで、国家情報局のエリート捜査官コ・ジニョク(キム・サンギョン)の捜査を妨害してしまい、作戦を失敗させてしまう。情報局から目をつけられたハナは、麻薬密輸事件の容疑者であるイソン財団のハン・ドフン理事長(リュ・ジン)の秘書として送り込まれることに。渋々パートナーとなったハナとジニョクだが、共にミッションに取り組むうちに、ほのかな恋心が生まれる。しかし、容疑者のドフンもハナの素直さに魅かれ、彼女を好きになってしまい…。

 『恋する国家情報局』は6月17日にTSUTAYAのみでレンタル開始。また同日DVD-BOX1,2(各BOX税込1万4700円、発売・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ セル販売元:TC エンタテインメント)リリース。

東京=野崎友子通信員

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