俳優パク・シニャンは、最高の演技パートナーに、女優を引退したシム・ウナを挙げた。
パク・シニャンはSBSラジオ「ラブFM」の番組『スター特講』3人目の講師として先月30日午後、SBSホール(ソウル市陽川区)で収録を行った。
この日の講演テーマは「演技の再構成」。会場には学生や主婦など400人が訪れた。
「これまで一緒に演じてきた女優の中で一番息が合った女優は誰?」という質問に、パク・シニャンはすぐさまシム・ウナの名を挙げた。
「シム・ウナさんは演技において率直な人。キャッチボールをする時のように、飾り気がなく正直な俳優がいい。そうでなければ信頼が崩れ、一緒に演じにくくなる。そうした面で、シム・ウナさんは演技に対する『アクション(演技)』と『リアクション(反応)』が素晴らしい」(パク・シニャン)
さらに、「同性愛のドラマから出演オファーが来たら、出演する?」と質問されると、「彼らの愛についてはよく分からないが、愛はどんな愛でもすべて美しいと思う。もし僕が同性愛のドラマに出演したら、相手役はチェ・ミンシク?」と笑った。
ドラマ以外にも、舞台出演については「29歳まで『舞台だけやって倒れるんだ』と思っていた。ロシア留学時代に節約して舞台を1本見に行ったが、その時の主役はダスティン・ホフマンよりも演技が上手だった。ところが、周りを見るとその舞台を見ているのはたった14人だけで、無性に腹が立った。『この素晴らしい舞台をなぜ14人しか見ていないんだ!?』って。それからは、何と言われようと、もっと多くの人々に演技を見てもらいたくなった」と演技への熱い思いを語った。