MBCスポーツプラスの女性アナウンサー、故ソン・ジソンさんが会社に提出したと思われる文書が自宅で発見された。
警察は23日、飛び降り自殺したソンさんの自宅から「経緯書」というタイトルのA4用紙2枚を見つけたと発表。
パソコンで作成されたこの文書で、ソンさんは「胸がつぶれるような憂鬱感、未来への不安感、ツイッター1字、1字が記者たちのネタになるとは思わなかった」と心境を打ち明けている。また、斗山ベアーズのイム・テフン投手とのスキャンダルを暴露したミニホームページの文は、直接書いていないと改めて主張している。
続けて「わたしは彼のために、心が痛むことはこれ以上できない」とし、自分の携帯電話のパスワードを記している。警察はソンさんが会社に提出するため、この文書を作成したものと見ている。
警察による捜査の結果、最近ソンさんが病院でうつ病の治療を受け、入院を勧められていたが、本人が拒否し、入院しなかったことも確認された。警察は「目撃者の陳述や、状況的に自殺であることが明白」と見ており、捜査を打ち切っている。