ボーイズグループF.CUZが東京でイベント開催、イユ電撃脱退の発表も


 個性派ボーイズグループF.CUZ(フォーカズ)が、21日、震災により延期されていたイベント『F.CUZ & F.ANTASTIC LIVE 2011 SPRING』を東京・ラフォーレミュージアム六本木にて昼夜2回にわたり開催した。

 オープニング曲「GO」で客席を盛り上げると、「You Are Mine」「NO ONE」「友達卒業」やアンコール曲「Say U Say Me」など13曲を披露。途中、客席から登場して、ファンへ名刺を配るなどのサプライズでファンとの触れ合いを楽しんだ。


 トークタイムでは「緊張すると…(言葉が出てこない)」(カン)と言葉をつまらせながらも、全員が日本語でトークを行った。イユが東日本大震災に触れ「F.CUZとして出来ることは、歌とダンスで皆さんに楽しんでもらうこと」と話すと、ファンからは大きな拍手が起こった。また、恋愛に絡んだ心理テストのコーナーではメンバーの珍回答でファンを笑わせた。

 最後に、「会いたくて、会えて感動した」(イェジン)、「1カ月の延期が悲しかった」(ジノン)とそれぞれが感想を述べ、イユから「(8月に)『You Are Mine』『友達卒業』の日本語バージョンが出ます。緊張するけど楽しみ」との発表がなされると、ファンから大歓声が沸き上がった。


 また、昼の部では触れられなかったが、この日の夜の部で、イユ脱退が電撃的に発表され、ファンは動揺を隠せない様子だった。

 イユことイ・スンヒョンは、今年に入り、目指す音楽に対する方向性の違いとソロ活動に対する強い希望から、話し合いが持たれたが最終的に脱退が決まったという。8月までF.CUZの活動を続けるとのことだ。



東京=野崎友子通信員

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