インタビュー:超新星「韓国語を教えることに責任感じる」(上)


 人気ダンスボーカルグループ超新星は、現在NHK教育の語学番組『テレビでハングル講座』に出演中。「とっておきハングル」として、簡単で役に立つフレーズを毎週一つ紹介するというコーナーを担当しており、好評を博している。その超新星に、同番組収録後にインタビューした。

―『ハングル講座』の収録は、もう慣れましたか。

 ユナク「今日はメンバーのテンションもアップしていたので、盛り上がって楽しくできました。僕達が楽しく演じていれば、見ている方も楽しく見ていただけると思いますので、頑張りました」

―韓国語を教えるにあたって気をつけていることは何ですか。

 グァンス「韓国の言葉を教えるということで、責任感を感じています。日本に来る前に、事務所でメンバー全員で集まってハングルの勉強を小学生みたいにしました。自分たちも学生になった気持ちで頑張っていますので、皆さんも是非楽しみにしてください」


―ご自身の日本語を学んだ経験も含めて、どのようにして勉強することが上達につながると思いますか。

 ソンモ「僕は、個人的には日本に来ることが、一番勉強になったと思いますので、皆さんも韓国語を学ぶのには、韓国に行ってみることが重要だと思います」

 グァンス「『ハングル講座』を見た後は、その日に番組内で勉強した言葉を発音してみることが力になると思います」

 ユナク「楽しく勉強した方がいいと思いますし、『ハングル講座』を見て、韓国ドラマなどもいっぱい見て、聞くということが大事。そうすれば3年くらいすると自然と体に吸収されてくると思います。僕もそうだったので」

―ユナクさんから見て、メンバーで日本語が一番上達したのは誰でしょう。

ユナク「グァンスくんです」
グァンス「もちろんです(笑)」

 ユナク「最初、日本に来た時は僕も苦労したんです。僕もそんなに日本語は上手じゃないので、僕のせいで誤解されて伝わってしまわないかという心配があったんですが、最近、頼りになる男が登場して、僕がうまくまとめられない時は、グァンスくんがちゃんとポイントを言ってくれるんですよ。彼は韓国でも、日本のドラマもいっぱい見て発音の練習をしたり、J-POPも聞いて勉強しているんですよ」


―ユナクさんはNHKのドラマ『恋するキムチ』に出演されましたが、撮影の苦労はありましたか。

 ユナク「朝が早かったことですね。毎日とても緊張感がありました。そして出演者もスタッフも僕以外はみんな日本人でしたし、台本も日本語だったので、本当に緊張しましたが、撮影は楽しくできました」

―ミュージカル『キム・ジョンウク探し』は、韓国で評価されていますが、参加されていかがですか。

 ユナク「もともとミュージカル俳優になる夢がありましたので、夢がかなってうれしいです。よく評価していただけているかはわかりませんが、僕の出演で超新星の名に恥じることなく、自分でも満足しています。日本の皆さんも、たくさん来てくれて、日本語のせりふもありますし、『おもしろかった』と言ってくれて、楽しくできています」

東京=野崎友子通信員

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