キム・ギドク監督の新作『アリラン』が、カンヌフィルムマーケットで日本に販売された。イギリスの映画専門誌「スクリーン・インターナショナル」が20日報じた。
同誌によると、韓国映画の海外セールス、及び配給会社であるファインカットが、『アリラン』と『The Day He Arrives(北村方向)』(ホン・サンス監督)を日本の映画配給会社、クレスト・インターナショナルに販売した。
今回販売が決まった2作品は今月11日に開幕した第64回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に招待された作品。特に『アリラン』はキム・ギドク監督の3年ぶりの新作で、自伝的なドキュメンタリー。今回の映画祭で初めて公開され、注目を浴びた。