女優イ・ダヘ(27)は映画を途中降板したとして、3億6000万ウォン(約2700万円)の損害賠償請求訴訟を起こされた。
映画制作・配給会社のオーシャン・フィルムは13日、ソウル中央地裁に、イ・ダヘの所属事務所DBMエンターテインメントを相手取り、3億6000万ウォン台の損害賠償請求訴訟を起こした。
オーシャン・フィルムは「イ・ダヘは映画『珈琲』に出演することを決め、契約金1億ウォン(約740万円)を受け取ったが、今年2月にMBCドラマ『リプリー』に出演することにしたと通知、映画を途中降板し、映画制作に被害が出た。このため、契約金の2倍に当たる2億ウォン(約1480万円)とロシア語・バリスタ・乗馬のレッスン代を請求する」と主張している。
これに対し、イ・ダヘの所属事務所側は「映画はクランクインもしておらず、さまざまな状況が重なったため降板することになった。詳しい見解は今後、プレスリリースで伝える」としている。
イ・ダヘは30日からスタートするドラマ『リプリー』でヒロインのチャン・ミリ役を演じることが決まっており、現在撮影が行われている。