『イタズラなKiss』地上波放送でキム・ヒョンジュン&チョン・ソミンが会見


 4日、ドラマ『イタズラなKiss~Playful Kiss』主演のキム・ヒョンジュンとチョン・ソミンが、同作が「韓流α」にて放送されるにあたり、フジテレビ本社にて記者会見を行った。

 2人は、3日に大阪にて開催された「『イタズラなKiss~Playful Kiss』プレミアムトーク&ライブ」に出演した。これは、3月に予定されていた東京でのイベントが大震災の影響で中止となっていたもの。

 これについて、キム・ヒョンジュンは「日本の皆さんは震災に遭われて驚かれたでしょう、大変だっただろうととても心配していました。自分も何か力になりたいです」とした上で、「昨日、大阪で日本のファンの皆さんにお会いしたんですが、『イタズラなKiss』に皆さんが高い期待をもっていただいていることがわかって、とてもうれしかったです」と語った。


 そして「前のドラマが終わったばかりでしたが、この役は今しかできないと思いました。1年前のあの時期にあの年齢でできる自分にとっての最後のキャラクターではないかと思いました」と同作に出演した経緯を述べた。

 一方チョン・ソミンは、「原作のある作品で、しかも非常に有名だということで、プレッシャーも感じていました。皆さんに迷惑をかけてしまうのではないかということも考えましたが、キム・ヒョンジュンさんの出演、りっぱな監督ということで、出演を決めました」と明かした。

 役作りについては、キム・ヒョンジュンは「僕自身はペク・スンジョとは全く違う性格ですし、賢くもなく、気持ちがいつも散漫なところがあったり、口ずさむのが好きなタイプです。ぼそぼそと話さないし、芯の強いところがあるので、演技では、話し方、言葉遣いにも気をつけました。できるだけ強い口調にするとか、賢く見える演技が大変でした」と告白。


 オ・ハニのような女性をどう思うか、との問いに「一途に僕のことを思ってくれる女性がいたらうれしいし、感謝すると思います。でも僕は自由奔放なところがあるので、きっとハニのような女の子を見ると心配でたまられないような気がします」と言って笑った。

 思い出深いシーンについて、キム・ヒョンジュンは「雨の中のキスシーンは、とても寒く、散水車を使っての撮影でしたが、水が足りないということで1回で撮影をしなければいけない状況でしたが、NGも出さず、無事に撮り終えることができました。このドラマでのハイライトだと思いますし、思い出に残っているシーンです」とした。


 チョン・ソミンも「私も同じシーンです。2人の関係に変化が見られる時期のキスシーンでした。監督からも、ここは本格的なキスシーンだと言われ、緊張したのを覚えています。出来上がった映像を見ると濃いキスシーンになっていて驚きました」と言って恥ずかしそうに笑った。

 『イタズラなKiss~Playful Kiss』は10日よりフジテレビ「韓流α」にて放送スタート。また6月7日よりBSフジ、5月16日よりDATVにて放送開始となるほか、DVDは全8巻が好評レンタル中、BOX1,2(販売元:エスピーオー)が発売中だ。

 なお、東京では中止となった「『イタズラなKiss~Playful Kiss』プレミアムトーク&ライブ」だが、8月2日に国際フォーラムにて東日本大震災復興支援イベントとして東京公演が開催さがれること決定した。



東京=野崎友子通信員

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