女優イ・ジアは1日午後、所属事務所のホームページで、ソテジを相手取り訴訟を起こしたことが発覚してからの心境を初めて告白した。
イ・ジアは「若いころのことでしたが、信頼と希望をもって愛しました。その年で持つべき多くの大切なことをあきらめなければなりませんでしたが、ただの一度もその愛に対し、気持ちではなく頭で計算したことはありませんでした」とつづっている。
だが、「世間のことを知る前に自分の存在を隠さなければならなかったことが、わたしの人生に与えた影響や傷は、言葉で伝えたり、文章で表現したりできるようなものではありませんでした」と続け、「自分自身として生きていけないという苦痛は、自由を失うのと同じことでした。一般的には理解できない生活をしなければならなかったのは、誰にも姿を見せたくなかったという彼の意向を尊重し、それに従ったからです」としている。
つまり、前夫ソテジの意向により、自分自身を隠して生活していたということだ。
さらに、「遅ればせながら自分の生き方を見つけ女優になりましたが、完全に『自分』として生きられなかった時間の分だけ、はっきりしない過去に対し多くの誤解や憶測もされ、人知れず何度も泣き暮れました。暗く長い時間を理解していただきたいという気持ちもあり、なくしてしまった自分を取り戻したいという一心でここまで来ました。ですが、わたし自身もこの訴訟を起こした当初、これほどまでに互いが対立することになるとは思いませんでした」とも書いている。
そして、「今やこの論争は互いが消耗するだけで、これ以上は無意味だと思いました。長い時間が予想されるこの論争に、これまでのわたしの人生、そしてかけがえのない今後のわたしの時間と生活、わたしの周りのすべての方々やファンの皆さん、皆さんの大切な気持ちまで犠牲にしたくはないので、訴訟を取り下げることを決心しました」と結んでいる。