5月20日よりドラマ『メリは外泊中』がTBSで放送されることになり、26日、ソウル・インペリアルパレスホテルにて主演のムン・グニョンとチャン・グンソクが会見を行った。
チャン・グンソクとムン・グニョンが登壇すると会場は大きな拍手に包まれた。ムン・グニョンは、ウェービーなボブに、ストライプのシフォンのスカートに背中が大きく開いたアースカラートップ。チャン・グンソクは、ロングの髪を後ろに結び、ムン・グニョンに合わせるように同じアースカラーのロングジャケットにブラックジーンズに白い靴で登場した。
冒頭、チャン・グンソクが自己紹介の後、日本での地震などによる被害について「僕もムン・グニョンさんもとても心を痛めています。1日も早く回復することを願っています」とお見舞いの言葉を述べた。
そして『メリは外泊中』放映への感想を「なんだか不思議な気持ちがします」と、日本語で答え、ムン・グニョンは、「韓国で頑張って撮影したドラマを日本の皆さまに見ていただけるのはうれしいですが、韓国的な表現など理解していただけるか少し不安があります」と語った。
チャン・グンソクが演じたキャラクターについては、「『美男<イケメン>ですね』で演じた主人公は、完ぺき主義のアイドルでしたが、今回のカン・ムギョルは自由で路上ライブをしたりするミュージシャン。そして「イケメン」の時の方が、アイラインが濃くて、今回はブラウンのアイラインです」と答えて、笑いを誘った。
チャン・グンソクとキム・ジェウクのふたりから愛される役のムン・グニョンは、どちらに魅力があるかという質問に、「どちらも」と言い、「情熱的なムギョルに魅力を感じます。でもジョン・イン(キム・ジェウク)の安定性や話し合って物事を解決するというところにも同じく引かれますね」と答えた。
お薦めシーンについての問いに、チャン・グンソクは「キスシーン。ふたりで逃げて、壁で濃厚なキスをするシーンの撮影では、グニョンさんと監督と相談しながら、自分の感情を爆発させるところを表現しました」と答え、「なぜなら、僕は今まで他の人とキスをしたことがなかったからです。マイケル・ジョーダン(冗談)です」と日本語で言い、会場を苦笑(?)させた。
互いの印象を問うと、ムン・グニョンは「親切で、細やかな気配りができる人。頭も切れる。意外な面は、子どもっぽいところがあり、ときどき弟みたいにかわいいと感じることがあった」とし、チャン・グンソクは「時々はお姉ちゃんみたいだし、視野が広く、いい友達であり、いい先輩。そして、いいおばちゃんみたいだと思った」と語り、率直に語り合える仲の良さを見せた。
さらに、常に相談したり、助け合いながら台本を読み込んで演技をするようにしたとのことで、「ムン・グニョンさんはお酒が強いんです」と言うと、ムン・グニョンは恥ずかしそうに笑い大きくうなずいた。
会見終了後、来週24歳の誕生日を迎えるムン・グニョンのために、サプライズのバースデーケーキが用意され、仲良くふたりでろうそくの火を消しお祝いをした。
『メリは外泊中』はTBS「韓流セレクト」にて5月20日より、月~金曜午前10時05分放送。さらに8月には東京と大阪で、『メリは外泊中』のライブイベントが開催され、詳細は5月中旬に発表予定とのことだ。
ソウル=野崎友子通信員
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