歌手ソテジを相手取り、慰謝料と財産分与を求める訴訟をソウル家庭裁判所に起こした女優のイ・ジアが、2006年に財産権を放棄していたことが明るみになった。MBC「ニュースデスク」が24日報じた。
この報道によると、イ・ジアは06年に米国の裁判所にソテジとの離婚請求書類を提出し、ロサンゼルス市近郊のサンタモニカ家庭裁判所で裁判に臨んだという。裁判の判決文では、原告イ・ジアが配偶者ソテジから慰謝料などの経済的支援を放棄するとなっており、06年6月12日に離婚判決が下され、同年8月9日に効力が発生した。
離婚成立から3年で慰謝料と財産分与に関する請求権が消失するため、MBCは「離婚が06年8月9日に効力が発生したとすれば、2011年現在(原告は慰謝料と財産分与を求める)法的な効力を喪失しうる」と、ソテジに有利との見方を示した。