FTISLAND、4thシングル「SATISFACTION」発売記念イベントに1万人


 人気ロックバンドFTISLANDが23日、東京・ZEPP TOKYOにて、人気アニメ『トリコ』エンディング曲となった、4枚目のシングル「SATSFACTION」の発売を記念しCD購入者限定イベントを開催。タイトル曲「SATISFACTION」とカップリング曲「Friends」「I want」の3曲を披露した。

 トークコーナーでは、ギターのジョンフンは韓国で映画『きみはペット』の撮影の準備をしており、ほかのメンバーは曲作り、とメンバーそれぞれが近況を報告。

 日本でドラマ『マッスルガール!』の撮影を行っているホンギは「1人で寂しい。1人でいるのと5人でいるのは違う。日本語の演技が難しい」と心境を告白。そして「演技では役になりきるが、歌は自分の感情。全然違う、経験が必要」と役者としての顔ものぞかせた。

 イベントの最初に披露されたカップリングはジョンフンが初めて作った曲で、今日までストックされた曲がCDになったと、シングルのエピソードも語られた。

 通訳を入れない日本語での進行に、日本語がわからなくなったメンバーのために、ホンギが通訳やフォローをするという場面もあった。ジェジンが「ホンギは、2年前は日本語がヘタだったのに、急にうまくなって変!」と笑いながら話すと、ホンギは苦笑いしながらも「日本でいろいろとやりたいから勉強をした。勉強方法はドラマを見て、単語ではなくせりふを1フレーズで覚えた」と上達秘話を披露した。


 また、エンディング曲を歌った美食グルメアニメ『トリコ』の実写トリコが登場し、メンバーそれぞれが個性豊かな伝説の食材料理のスケッチを披露したが、トリコの仕草や声をスンヒョンが真似をし、会場を笑いに巻き込む一幕も。

 最後に5月18日の1stアルバム「FIVE TREASURE ISLAND」のリリースと、6月29日からスタートするツアー「FTISLAND Tour 2011 Summer "Messenger"」の開催を発表。7月29日のファイナルは、メンバーも驚いたという日本武道館で開催、と発表すると、会場を埋め尽くしたファンからは大声援が沸き起こった。

 「4月のファンミーティングがキャンセルとなり残念でしたが、ツアーや他の活動を楽しみにしてください」と意気込みを語るとともに、「地震があって大変だと思いますが、これから僕たちと一緒に出来ることを頑張りましょう」とのメッセージを伝えた。

 なお、「SATISFACTION」は、4月20日から23日まで、オリコンデイリーチャートでバンドとして最高位となる2位を獲得。この日のZEPP TOKYOと翌24日の大阪・堂島リバーフォーラムで行われた発売記念イベントには、抽選で選ばれたのべ1万人が集まり、その人気を実感させた。



東京=野崎友子通信員

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース