少女時代のステージ中に男が乱入するという事件が発生、芸能人の身辺の安全性について取りざたされているが、歌手フィソンも公演中に観客に襲われる事件が起きていたことが分かり、「対策作りを急げ」という声が上がっている。
フィソンの関係者が19日に明らかにしたところによると、8日に大田MBCが主催したある公開放送のステージに酔った客が乱入、歌を歌っていたフィソンを襲う事件が発生したとのことだ。
この男は突然ステージ上に駆け上がり、フィソンに向かって「跳びげり」を試みた。幸い、フィソンはこれをよけ、すぐに公演スタッフがこの男を取り押さえた。
フィソンはこの緊迫した状況でもステージ後方へ移動、歌を歌い続け、状況が落ち着いたところで再び前に出て公演を継続、無事終了させた。
この一部始終は、会場にいたファンのビデオカメラに収められ、インターネット上に広まっているという。
しかし、さらに問題なのは、この男がステージに2度も乱入しているということだ。また、会場には警備関係者がほとんどいなかったとも伝えられており、深刻な事態であることが分かる。
フィソンの関係者は同日、イーデイリーの電話取材に「ステージに乱入した男は酒に酔っていたと聞いている。けがはなく、大きな問題にはならなかったので、その後は何の措置も取っていない」と語った。
だが、「会場には警備関係者が1人も見当たらなかった。もちろん、警備関係者が全くいなかったのではないだろうが、酔った人物を2度もステージに上がらせてしまうまで放置したという点は理解しがたい」としながらも「地方のイベントでは警備関係者が少ないのでこうしたことはよくある。対策作りが急がれる」と話した。