韓国大手レコード3社、業績好調=2010年度決算


 韓国の大手レコード会社、SMエンターテインメント(以下SM)、JYPエンターテインメント(以下JYP)、YGエンターテインメント(以下YG)の昨年度の業績が好調だったことが分かった。

 SMが3月30日に告示した事業及び監査報告書によると、2010年の売り上げは864億96万ウォン(09年は617億8849万ウォン)、営業利益254億7581万ウォン(09年は44億7131万ウォン)、短期純利益218億516万ウォンで、前年を大幅に上回った。


 JYPが3月16日に告示した監査報告書では、2010年の売り上げは216億8012万ウォン、営業利益59億399万ウォン、短期純利益9434万ウォンだった。

 そしてYGが今月12日に告示した監査報告書では、2010年の売り上げは447億7289万ウォン(09年356億9336万ウォン)、営業利益103億4504万ウォン(09年73億9089万ウォン)、短期純利益97億6284万ウォン(09年41億6226万ウォン)となっている。

 3社の好調な業績の要因として、所属アーティストの活発な海外活動と韓国国内での人気が挙げられる。SMは所属歌手のBoA、少女時代、SUPER JUNIOR、SHINeeらが日本や中国をはじめとするアジアで大人気。同社のローヤリティ―収益は441億3308万ウォンで、09年度(245億1425万ウォン)より2倍近く増加した。


 JYPは2PMが国内外で人気を集め、音盤売り上げ23億8159万ウォン(09年は13億2721万ウォン)、コンテンツ売り上げ55億645万ウォン(09年は21億5514万ウォン)で大きな成長を見せた。

 YGは2NE1やBIGBANGが売り上げに貢献。広告モデルの収益104億9289万ウォン(09年は69億3455万ウォン)などで大幅に数字を伸ばした。

ペク・ジウン記者
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