シン・ジョンファン容疑者の拘束令状を棄却=ソウル中央地裁


 海外遠征賭博の疑いで、タレントのシン・ジョンファン容疑者に対してソウル地方警察庁の国際犯罪捜査隊が拘束令状を申請したが、裁判所は令状を棄却した。

 シン容疑者は4日、ソウル中央地裁で約40分間、逮捕状審査を受けた。同日非公開で行われた審査で、脚の手術を受けたシン容疑者は執刀医の所見書を提出するなど、リハビリ治療の必要性を訴えた。シン容疑者は2009年にバイク事故で右足にボルトを埋め込む手術を受けた。しかし、昨年の海外逃亡中に手術を受けた個所の状態が悪化。今年1月に帰国したシン容疑者は警察の取り調べを受けた後、2月初めに4時間に及ぶ手術を受けていた。

 被疑者の逮捕状を審査する部長判事は、被疑者のリハビリの必要性を認め、また証拠隠滅のおそれがないとし、拘束令状を棄却した。

 これにより、ソウル鍾路警察署の留置所で待機していたシン容疑者は帰宅を許され、処分が決定するまで自宅でリハビリを続けることになった。

ペク・チウン記者
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