テレビアニメ『トリコ』の制作発表が29日、フジテレビマルチシアターで行われ、トリコ役の置鮎龍太郎ら豪華声優陣、オープニング曲を歌う串田アキラらとともに、エンディングテーマ曲「SATISFACTION」を歌うFTISLANDが参加した。
『トリコ』は、週刊少年ジャンプにて2008年より連載中の人気作品。そう遠くない未来で、ここではないどこかの惑星の「グルメ時代」。誰も食べたことのないものを探し見つけ出していく冒険者たちを「美食屋」といい、その中のカリスマが主人公のトリコ。「わくわくする冒険、かっこいいアクション、めくるめくグルメの世界、頭をからっぽにして楽しむことができる作品」と座古監督が『トリコ』の魅力を紹介した。
FTISLANDのイ・ジェジンは「『トリコ』は今まで見たことがなかったのですが、今回のきっかけで韓国でマンガを読んでいるところです」とし、日本のアニメテーマ曲を歌うことが決まった時の感想を「僕たちは日本のアニメが好きなので、よく見ています。そして、そこで流れる主題歌もよく聞いていましたが、今度は僕達が歌うことになって、とても期待しています」とうれしそうに語った。
続けて「『SATISFACTION』は力が入る曲なので、『トリコ』の力になるといいですね。楽しみにしています」(ソン・スンヒョン)、「韓国でも『ワンピース』などアニメは人気があります。そして、主題歌も人気があります。今回、僕達が参加できてうれしく思います」(チェ・ミンファン)とコメント。
イ・ホンギが「今、僕も日本のアニメを見ていますが、テーマ曲というのは思い出に残るので、僕達もいつか歌ってみたいと思っていましたが、今回このような機会があってうれしいです」と元気に語ると、チェ・ジョンフンも「すごくうれしい!『トリコ』を愛してください」と喜びを示すなど、全員が日本語でそれぞれ大きな期待感を見せた。
『トリコ』は4月3日朝9時よりフジテレビほかにて放送開始。そしてFTISLANDの4枚目のシングル「SATISFACTION」は同20日にリリースされる。
一方、イ・ホンギはTBSで4月19日、MBSで同23日にスタートする市川由衣主演の青春スポーツコメディードラマ『マッスルガール!』で日本ドラマに初出演。撮影に多忙な日々を過ごしている。そしてこのドラマの主題歌「ハルカ」もFTISLANDが歌う。
東京=野崎友子通信員