ヤン・ドングン、新作映画でプロ野球選手役


 俳優ヤン・ドングンが映画『パーフェクトゲーム』で、韓国最高の投手といわれた宣銅烈(ソン・ドンヨル)に変身する。

 ヤン・ドングンは最近、同映画への出演を決め、役作りを始めた。同映画は、プロ野球史上最高のライバルに挙げられるヘテ・タイガースの宣銅烈と、ロッテ・ジャイアンツの崔東原(チェ・ドンウォン)の名勝負を描いた作品。『仁寺洞(インサドン)スキャンダル~神の手を持つ男~』を演出したパク・ヒゴン監督がメガホンを取る。

 劇中、ヤン・ドングンが演じるのは、宣銅烈役。所属事務所関係者は「撮影に先立ち、野球の練習をしなければならないので、トレーニングするスケジュールを調整中」とし、「過去の宣銅烈の活躍が収められた映像を繰り返し見ながら、投球フォームやプレースタイルなどを研究している」とコメントした。

 また、ヤン・ドングンは比較的痩せているほうなので、宣銅烈のように体格を良くすることも課題。同氏は「役作りのため、15キロぐらい太らなければならない」とし、「二人とも天然パーマだからか、周りからは意外と二人が似ているとよく言われる。映画で、全盛期の宣銅烈選手を完璧に演じるため、ベストを尽くしている」と話した。

 一方、ライバルの崔東原役にはチョ・スンウが有力視されているが、チョ・スンウの所属事務所関係者は「まだ決まっているわけではない」と明言を避けた。

 『パーフェクトゲーム』はキャスティングが決定した後、5月中旬にクランクインする予定だ。

キム・ピョヒャン記者
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