BIGBANGメンバーの「理想のタイプ」は?(上)


 約2年ぶりにニューアルバムをリリースしたBIGBANGは今年、これまで以上の活躍を誓っている。G-DRAGON、T.O.P、SOL、D-LITE、V.Iのメンバー5人は、4thミニアルバム『BIGBANG is Back』を引っさげ帰ってきた。空白期間中、ユニットやソロ活動でもヒットを飛ばし続けてきた5人が再結集、そのエネルギーは想像をはるかに超えるほどパワフルだ。

 BIGBANGとして活動しようという渇望が強かったのか、リーダーのG-DRAGONは「これまで一度も、こんなに意欲的になったことはなかった。今年はBIGBANGとしていろいろやってみたい。BIGBANGの年にする」と目標を明確に語った。

BIGBANG、これからは全世界の人々を楽しませる

 「一番変わったのは何?」と聞くと、メンバーたちは「成長」という言葉を使って答えた。


 G-DRAGONは「日本での活動や個々の活動を通じ、メンバーがとても成長した。これまでは『少年BIGBANG』だったというか…。今はBIGBANGというチームにピッタリの服を着ている感じ」と説明した。SOLは「前回のアルバムまでは『成長中のアイドル』だったと言える。でも、今回はもう少しミュージシャンに近づいた。単にグループのアルバムではなく、5人のアーティストが集まって作ったコラボレーション・アルバムとも言える」と語った。

 彼らの説明通り、BIGBANGは2006年にデビューしてから、いつの間にかもうデビュー5年になる。また、一番年下のV.Iが満20歳になったため、10代のアイドルではなく、「20代のグループ」になった。

 音楽もそれだけ成長した。BIGBANGはヒット曲『嘘(うそ)』に代表される以前のスタイルを繰り返すのではなく、新たな「BIGBANGスタイル」を提示した。デジタルサウンドとアナログの感性を融合させた「デジタルログ(Digitalog)」がそれだ。リード曲『Tonight(トゥナイト)』でエレクトロニカ・サウンドとアコースティック・ギターの音色が一つになっているように、デジタルとアナログが最新のスタイルと温かな感性となり共存している。


 今や、BIGBANGの音楽にはアジアだけでなく、全世界が注目している。実際に今回のアルバムは韓国語アルバムで、現地プロモーションがなかったのにもかかわらず、米ビルボードチャートで新人歌手たちのアルバム売り上げ枚数を集計する「ヒートシーカーズ(Heatseekers)」アルバムチャートで7位、ワールド・アルバムチャートで3位に入った。また、米アイチューンズ(iTunes)の総合アルバムチャートでも6位になっている。

 BIGBANGは「僕たちの歌を料理に例えると、以前は韓国人の口に合わせたものを作っていた。でも、これからは世界の人々の口に合わせた料理と言えるだろう。ほかの国のシンガーたちと競い合うことになるため、さらに大きな責任を持つことになる」と話している。

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