映画『君を愛しています』は公開から32日目にして観客100万人を突破した。
21日に映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワークが明らかにしたところによると、『君を愛しています』は先週末(18-20日)に11万7161人を動員、通算観客動員数を103万1061人とし、興行成績4位になった。公開は2月17日で、32日をかけての100万人突破だ。
『君を愛しています』はイ・スンジェ、ユン・ソジョン、ソン・ジェホ、キム・スミといったベテラン俳優たちがメーンキャストを務める、制作費11億ウォン(約8000万円)の低予算映画で、当初は興行について懐疑的な反応がほとんどだった。『アパートメント』『ばか』『純情漫画』など人気ウェブ漫画家カン・プルの作品の映画化が相次ぎ興行的に苦戦したのも、こうした予想の背景にある。
しかし、名優4人の好演はこの作品の礎となり、ヒットを導き出す最も頼もしいパワーとなった。胸に響く真心のこもった演技は、冬の間ずっと凍りついていた観客の心を溶かすのに十分だ。