インタビュー:ハン・ヘジン、新作への意気込み語る(上)

 「ハン・ヘジンが再び変身します」


 若くして夫と死に別れるが、明るく前向きに生きる女性(『がんばれ!クムスン』)、高句麗建国の「キングメーカー」(『朱蒙』)、自分の人生を自ら開拓した開花期の女性(『済衆院』)…。

 各ドラマを通じて印象的な演技を繰り広げてきたハン・ヘジンが、再びイメージチェンジを図る。ハン・ヘジンは3月2日にスタートするKBS第2テレビの新水木ドラマ『いばらの鳥』(イ・ソンヒ脚本、キム・ジョンチャン演出)に出演、ヒロインのソ・ジョンウン役を演じる。時代劇『済衆院』(SBS)以来1年ぶりのお茶の間復帰だ。

『済衆院』以来1年ぶり…「現代劇をやりたかった」

 「『済衆院』以降8カ月間、日本でファンミーティングを行い、アフリカでボランティア活動をしたことを除けば、本当にたっぷり休みました。でも女優は、多くの作品をこなさなればならないと思います。現場でぶつかり、走らなければ、たちまち女優として低迷してしまう気がします」

 『いばらの鳥』は、運命的に出会った二人の女性の人生を、感動的なストーリーや、よく練られた展開で描く予定。『バラ色の人生』のキム・ジョンチャン監督と『止まらない愛』の脚本家イ・ソンヒがタッグを組み、視聴者の涙腺を刺激する。



「さまざまな姿をお見せするのでワクワク・緊張」

 ハン・ヘジンが演じるソ・ジョンウンは女優だ。女優が女優の演技をする。

 「新人のときに苦労する話もあり、昔のことを思い出します。そんな苦労があったからか、このようにドラマの主人公を務めることができるということに、とても感謝しています。以前は夢にも思いませんでした。また、自ら反省する部分もあります。簡単に演じすぎたのではないかと、じっくり考えたりもします」

 劇中、ハン・ヘジンは愛する男性が、自分の友人との間につくった子どもを育てる、悲劇的な運命を演じる。明るく純粋な姿から、逆境を乗り越えていく強靭さまで、さまざまな姿を披露する。

 「序盤は明るく純粋です。バカみたいな姿もあって。しかし逆境に遭い、また違う姿をお見せします。そうしながら、女優として成功し、派手な姿も披露して。さまざまな姿をお見せしなければならないため、正直緊張しています。悩みも多くて」

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