シン・ミナが『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』地上波放送で会見


 女優シン・ミナが10日、ドラマ『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』の地上波放送を記念し東京・TBS局内にて来日記者会見を行った。

 シン・ミナよりドラマの見どころを「九尾狐は、『男性の肝を食べて人間に生まれ変わる』として知られるが、このドラマでは、かわいく天真らんまんで純真なキャラクターとして描かれているので新鮮に感じると思う。またロマンチック・コメディーなのでおもしろさと悲しさを同時に感じられる」とPR。

 また、同席した制作会社のボン・ファクトリーのムン代表は、キャスティング秘話として「九尾狐役は、美ぼうで男性を惑わす外見と、500年間封印され現世で目にするものが新鮮で珍しい、そんな魔力と純真さが必要だったが、シン・ミナの写真を見た時、純真で魅力的で実際に歩いてくる姿を見ただけで話し合う必要性がない完ぺきなキャスティングが出来た。個人的にファンです」とベタ褒め。シン・ミナがはにかむ一幕があった。


 共演のイ・スンギの印象を聞かれたシン・ミナは、「何事にもこちらが心配になるほど、一生懸命に取組み頑張る姿に、世代を超えて高い人気を得る意味が分かった気がした」と語った。

 また、役作りでの苦労・面白かった点について「苦労したところは真夏の暑さとワイヤーでの演技。好きなシーンは6話のエンディングで九尾狐のテウンに対する気持ちが最大限表現されているシーン。面白いのは、面白いせりふの言い回しや大人に対して敬語を使わないところ」と答えた。


 さらに、「私は男性につきまとった事はありません。役で直接気持ちを表現するのが楽しく面白かったので、ボーイフレンドができたらドラマに出てきたような表現を使ってみたい」と笑った。

 1話からイ・スンギと密接したシーンがあるが、「普段からラブシーンは緊張する方だが、最初の方は機械的な感情がこもっていないシーンだったので演じやすかった。感情が入ってくる後半の方が、むしろぎこちない緊張した気持ちが大きかった」と振り返った。

 もしシン・ミナ自身に魔力があったら、と聞かれると、しばらく悩んだ後「瞬間移動。日本からソウルへ飛行機を使わずに帰る」と記者を笑わせた。


 今後の予定はまだなく、「今は何か自分のために趣味などの時間を持ちたい。今までとは違うキャラクターを演じたいので慎重に次回作を選びたい」としばらくは休養をとるそうだ。

 ドラマ『美男<イケメン>ですね』の脚本家ホン姉妹が書いた、苦労知らずの大学生テウン(イ・スンギ)と九尾狐(シン・ミナ)のロマンチック・コメディー『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』は3月21日より毎週月~金曜午前10時5分からTBS「韓流セレクト」にて放送スタート。

 また、『僕の彼女は九尾狐<クミホ>』DVD-BOX1(発売元:TBS/TCエンタテインメント)が3月25日、BOX2が4月6日に発売される。



東京=野崎友子通信員

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