ウェルメイドスターエム日本進出で会見、若手俳優イ・ジョンソクら初お目見え


 韓国最大手の芸能プロダクションであるウェルメイドスターエム社が日本進出することになり、2日午後、都内ホテルにて記者会見を開催した。

 ウェルメイドスターエム社は、キム・スンウ、ハ・ジウォン、イ・ミンギらの人気俳優が所属するほか、映画『TSUNAMI』や米映画『ウォーリアーズ・ウェイ』など映画やドラマへの出資や制作を行っている芸能プロダクションだ。

 これまで、日本進出といえば音楽系のプロダクションだったが、俳優のマネジメントや映像コンテンツ制作を行う同社の日本進出は、韓流に新たな息吹を吹き込むことになりそうだ。


 今回の会見には、同社会長のビョン・ジョンウン氏らウェルメイドスターエムエンターテインメント社社長のシン・スンフン氏らが出席し、今後の日本進出への意気込みなどを語った。

 そして、その活動の第一歩として公式サイト(http://www.wellmadejapan.com)をオープン。そして日本進出を記念した「ウェルメイドスターエムスペシャルファンミーティング」を4月19日に東京国際フォーラムホールAにて開催することを発表した。


 会見には同社の誇る新進俳優で、ファンミーティングに参加するイ・ジュンヒョク(『怪しい三兄弟』『私は伝説だ』)、ソ・ヒョリム(『トキメキ☆成均館スキャンダル』)、イ・ジョンソク(『シークレット・ガーデン』)が特使として出席。ファンミーティングには、ほかにキム・スンウ、ハ・ジウォンが出演。ほかに歌のゲストとして、ペク・チヨンや男性アイドルグループの出演が予定されている。

 イ・ジュンヒョクは「最近、個人のファンミはやったが、今回は会社のイベントであり、大勢の人に来ていただけるとのこと。以前のファンミとは違うものを、音楽なのか、ファッションなのか…今考えているところ」と語った。


 ソ・ヒョリムは「中島美嘉、安室奈美恵が好きなので、ファンミではそういった方面でお見せできれば」とし、イ・ジョンソクは、「今自分の悩みは特技がないこと。特技を作りたいと思っていて、来月までに何か特技を見せられるようにできれば」とファンミへの抱負を語った。

 また、事務所が日本進出することに関して、イ・ジョンヒョクが「機会があれば日本でも映画やドラマに出てみたい。日本の俳優さんともお会いしたい」と意欲を見せた。


 大ヒットとなった『シークレット・ガーデン』に出演したイ・ジョンソクは、ドラマのエピソードを尋ねられると「同じ事務所のハ・ジウォンさんにお会いしていないこと」と言って笑いを誘った。1話のみ出演したイ・ジュンヒョクは、「カメオ出演だったが、自分のシーンがきわどく、放送審議委員会にひっかかりそうになったこと」とまた笑わせた。

 なお、「ウェルメイドスターエムスペシャルファンミーティング」のチケットは、2日よりオフィシャルホームページ先行ののち、18日プレイガイド先行、26日一般発売となる。



東京=野崎友子通信員

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