6人組ダンスボーカルグループの超新星が21日、NHK教育の語学番組『テレビでハングル講座』にレギュラー出演が決定し、東京・渋谷のNHK内で会見を行った。
3月29日からスタートする新年度の『テレビでハングル講座』には、俳優イ・ジュニョクがスキットドラマで出演するが、今回、超新星が「とっておきの一言」を教えるコーナーを担当し、毎週登場することになり、この日その収録も行った。
収録の合間に行われた会見に、緊張ぎみで臨んだ超新星は、ほぼすべてを日本語で話した。出演が決まった時の気持ちをユナクは「名古屋に留学していたころからハングル講座を見ていて、この番組に出られたらいいな、と学生時代からの夢でした」とし、ソンモは「教育番組に出演ができてうれしく、頑張りたいなと思いました」と語った。
「日本で、韓国語で撮影することがあまりなかったので、とても緊張しました。きれいな発音をしたかったので、頑張りました」と初収録について語ったゴニル。ジヒョクは「日本語のMCより、韓国語のMCの方が難しかった。韓国語は意味が全部わかっているので、恥ずかしかったです」と言って笑い、彼らがどんな「一言」を教えてくれるのか、興味を抱かせた。
そして、「楽しく撮影していますので、皆さんも楽しく放送を見てほしいです。そして韓国に旅行に行って楽しく韓国語を使ってほしいです」(グァンス)、「ハングルを皆さんにたくさん知ってほしい。韓国語をより広く知らせたいと思っていますので、皆さん見てください」(ソンジェ)と番組をPRした。
韓国語をこれから学ぶ人に向け、「文法を勉強したら、すぐしゃべってみた方がいい。僕も日本語を勉強するときに、その勉強した文法をしゃべって練習したので外国語を勉強するには、一番いいと思います」(グァンス)、「韓国人の友達と付き合って話すのが一番いいと思います」(ユナク)などとアドバイス。
また「教育プログラムといことで、発音もちゃんとしなければいけないし、まじめに情報も伝えなければいけないというところが大変なところ。1年間、ハングル講座で日本の皆さんに良い情報や韓国語を教えられたらいいなと思います」(ユナク)と語学番組への真面目な取り組みと意欲を見せた。その一方、NHKだけに「今年の夢は紅白に出場することです!」とのアピールも忘れなかった。
今年度のNHK教育『テレビでハングル講座』は3月29日から、毎週火曜午後11時から放送。再放送は土曜午前6時から。
東京=野崎友子通信員