ユチョン、ジェジュン、ジュンスがグループ名をJYJにして登場した。東方神起というグループ名を捨て、JYJとして新たにスタートした3人は、2010年10月、ワールドワイドアルバム「The Beginning」をリリースした。
JYJとして初めてインタビューに応じた3人の表情には、緊張感が漂っていた。しかしすぐに特有のウィットに富んだジョークでインタビューをスムーズに進めた。デビュー7年目らしい余裕が感じられた。
これまで所属事務所との法廷闘争で音楽活動ができなかった3人だが、ユチョンはドラマ『成均館スキャンダル』、ジェジュンは日本のドラマ『素直になれなくて』、ジュンスはミュージカル『モーツァルト』に出演し、ファンとの交流を続けてきた。
新門路のカフェで行われた約20分間の短いインタビューで、3人は近況と元所属事務所とのあつれき、東方神起のカムバックなどについて、現在の心境を率直に語った。
以下はJYJとの一問一答
-お久しぶりです。これまで何をしながら過ごされたのですか?
「ニューアルバムのミニコンサートをしたり、ファンのためのコンサートをしたりしながら過ごしました。最近は2週間の休暇をもらってメンバーたちと遊んだり、夜はお酒を飲んだり…」(ユチョン)
-お酒はよく飲む方ですか?
「ジュンスは熱心なキリスト教徒なので、お酒はほとんど飲みません。ユチョンは飲む方。先日の休暇の時、自分は飲まないくせに僕にばかり飲ませていました。強要するタイプです(笑)。僕はユチョンより強い方かな。まだお酒を飲んでダウンしたことがないので。この程度なら強い方じゃないですか?」(ジェジュン)
-メンバーが5人から3人になりました。いつも5人一緒だったのに、3人しかいないのを見ると、どこかぎこちない感じもしますが、3人で一緒に活動することの良い点は?
「仕事の面で僕たちの意見が反映されることが多くなった。以前は5人の意見をひとつにまとめるのが難しかったので。それからJYJとして活動しながら変わった点は、基本的に“自分たちの”仕事をしているという実感がわくことです。いい気分です。以前は単純に仕事をこなしているという感じでしたから。楽しく仕事をしています」(ユチョン)
-短所は? 不便なことはありますか?
「今は会社ができたばかりなので、仕事を準備する過程で細かいミスがたくさん出てきます。それが短所といえば短所かもしれません。これから調節していく部分です」(ユチョン)
「当然今は辛いことも多いです。でもこのような過程があると覚悟していたので、辛い部分を膨らませて話したいとは思いません。拘束され、制裁を受けていた時の方が辛かった」(ジュンス)
-東方神起の他のメンバーたち(チャンミン、ユンホ)とはまだ連絡を取り合っていますか?
「もうかなり連絡を取り合っていません。最初にSMエンターテインメントから出た時、メンバーたちと連絡を取ろうと思っても上手くいきませんでした。その点は残念に思っています」(ユチョン)