女優キョン・ミリの夫が、会社のお金を横領した疑いで、法廷拘束(実刑判決と同時に、裁判所が職権で被告を拘束すること)された。
ソウル中央地裁刑事25部(裁判長ハン・チャンフン部長判事)は30日、ソフトウェア開発業C社の有償増資金を横領した疑いで起訴された男性に対し、懲役6年を宣告し、法廷拘束した。
裁判部は「横領金額が141億ウォン以上という巨額なうえ、犯行を否認するなど、過ちを反省していない」とし、「参考人に虚偽の供述を頼むなど、犯行後の態度が悪い」と判決理由を説明した。
キョン・ミリの夫は2009年4月、上場廃止危機のC社を買収した後、「ステムセルなど、医療バイオ事業に投資する」と虚偽公示した疑いも受けている。
これに先立ち、キョン・ミリは夫が運営するコスダック上場企業の株価を操作した疑いで、検察の捜査を受けたが、嫌疑なしとの処分を受けていた。