故アンドレ・キムさんの遺族がソウル大病院に寄付


 8月に死去したファッションデザイナー、アンドレ・キムさんの遺族が、ソウル大病院に5000万ウォン(約370万円)を寄付した。

 同病院側は「故人が生前に抗がん剤治療を受けた感謝の意味を込めて、医学発展後援金を出すと発表した後、2008年から5億ウォンを寄付した」とし、「総額10億ウォンを寄付するという約束を守るため、今回は息子ジュンドさんが5000万ウォンを寄付した」と明らかにした。

 同病院は寄付金の利子収益などで「優秀専攻の賞」基金を作り、優秀な専攻医に対する海外教育支援などを行ってきた。

 同病院側は「今後、“アンドレ・キム賞(仮)”を作り、韓国の医学発展を導いていく専攻医を後援育成するのに寄付金を使用する計画」とし、「故人の崇高な志をたたえるため、後援金伝達式や彫刻除幕式などを遺族と相談している」と伝えた。

イ・ジョンヒョク記者
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