『キム・タック』ユン・シユン、日本放送を前に心境を語る


 『明日に向かってハイキック』ですい星のように登場し、『製パン王キム・タック』で一躍スターダムに上ってきたユン・シユン。10月末から日本に長期滞在し、『製パン王キム・タック』のプロモーションのほか、新・韓流スターを目指し、さまざまな勉強中だ。

 ただのプロモ訪問ではなく、日本に住み、日本語を習い、多くのメディアと接触するなどして「韓流スター」と呼ばれるスターになる準備をしているというわけだ。

 通常のプロモーションでは、すべてを放送局や事務所などがおぜん立てして、本人はそれをこなすだけだが、今回のユン・シユンはそれだけではない。すでに誕生しているファンクラブやメーカーのサポートはあるとはいえ、日本に腰を据え、自らの力で頑張っている姿に、より好感をもった。

 『製パン王キム・タック』は、パン職人を目指し、さまざまな苦難の末、業界のトップへと成長していく青年キム・タックの物語だ。

 ユン・シユンはインタビューで、演じたキム・タックと自分を比べ「本当に、僕とタックは95%似ていると思います。彼を愛していくうちに、似ていったと思います」と語った。

「タックは物事を前向きに考え、人を愛する人間です」とも。


 日本語を勉強していることについては、「日本の方と心を通わせ、心から接したいので日本語を覚えています」とストレートに答えた。

 ひたむきに演技の話や愛情をこめてキム・タックのキャラクターや演技について語るユン・シユンの姿は、確かに劇中でパン作りに取り組むタックをほうふつとさせる。初々しくはつらつとした風ぼうには、新星スターのオーラが感じられた。

このインタビューの模様は、12月5日、DATVの『製パン王キム・タック』(http://datv.jp/takku)放送記念ユン・シユンインタビューで放送される。また同日、『製パン王キム・タック』第1話が無料放送され、同12日から本放送がスタートする。

東京=野崎友子通信員

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