俳優チョン・イルが、日本で公式ファンクラブ(http://www.jung-ilwoo.jp/)をオープンした。創立後初ファンミーティングを行うために来日したチョン・イルにインタビューし、その素顔に触れた。
― 日本で公式ファンクラブがオープンした感想は。
「ファンの皆さんともっと近づくことができると思いますので、とてもうれしいです」
―ファンミーティングを開催して、ファンの方の反応はどうでしたか。
「初めてのファンミーティングの時はとても緊張していたんですが、今回は、顔見知り のファンの方も目につき、距離が近い感じで家族のような雰囲気で過ごすことができました」
―今後、ファンクラブでどのようなことをしたいですか。
「直筆のメッセージや写真もたくさんアップしていこうと思っています。公式ファンクラブという場所を通じて、もっとファンの方と近づけたらいいなと思っています」
―最近、韓国でファンから子犬をプレゼントされましたね。その時の感想は。
「以前から犬を飼ってみたいとは思っていたんですが、いざもらってみると本当にどうしていいのかわからない状態だったんですが、1人でいる時にさびしくないようにとプレゼントしてくれたので、とてもありがたいし、アウ(犬の名前)とは仲良く過ごしています」
―子犬のしつけは順調ですか。
「言うことをきかなくて、時には殴りたくなることもありますが、女の子なのでやさしくしています(笑)」
―今回の子犬以外に、もらってうれしかったプレゼント、驚かされたプレゼントはありますか。
「韓国のファンからは、プロジェクターやiPadをいただいき、愛用しています。日本のファンの方からは、僕の顔を刺しゅうで作ってくださったものが印象に残っていますし、昨年のファンミーティングで韓国の茶道の文化を紹介したのですが、それ以来、お茶のセットなどをよくいただきます。ハングルで手紙を書いてくださるのですが、少し間違えているところなどもありますが、心がとても伝わってくるので、ありがたいです。日本のファンの皆さんが、ハングルを一生懸命に書いてくださるように僕も勉強して日本語を書いたり、直接会話ができるようになりたいです」
―『お嬢さんをお願い』以降、ファンは新作を待望していますが、時間をかけている理由は。
「たくさんの作品に出演するのも大事だとは思いますが、それよりも良い作品という事を第一に考えているので、慎重になっています」
―どのような作品、あるいは役をやってみたいですか。
「次回作では、明るいキャラクターというのを考えています。あまり重くない内容のドラマを選びたいと思っています。自分の作品選びにこだわりは、ストーリーや監督も選んでいるんですが、一番、キャラクターというのを大事にしています」
―『お嬢さんをお願い』では、実年齢よりも上の役だったように思います。今、年齢的に大人の俳優としては役柄が限定されるような時期かとも思いますが、そういう意味で、作品選びが難しい、というようなことはありますか。
「年齢の面でプレッシャーを感じたのは確かですね。今までは学生の役を多くやっていましたが、これからは大人の役をやっていかなくてはいけません。それが自然に見えるように、うまく演技をしていかなくてはと思っています。ターニングポイントにもなると思うんですが、自然な演技をみせられるようにしたいです」
―例えば高校生の役など、年下の役はしたくないですか。
「そんなこと全然ないです。まだ若いので、高校生の役もまだやるかもしれません(笑)」
東京=野崎友子通信員