初めて主演男優賞を受賞したカン・ドンウォンが受賞の感想を語った。
8日午後、ソウルプレスセンター国際会議場で行われた第30回韓国映画評論家協会賞(映評賞)授賞式で、主演男優賞を受賞したカン・ドンウォンは「大きな賞をくださり、感謝しています」と口を開いた。
カン・ドンウォンは映画『義兄弟 SECRET REUNION』で、北朝鮮から見捨てられた工作員ソン・ジウォン役を熱演。俳優として一段階飛躍する可能性を見せたという評価を受けた。
カン・ドンウォンは「個人的には、演技しながら一番大変なキャラクターだった」とし、「俳優として欲を出せば出すほど、キャラクターが崩れる気がして難しかったが、賞をいただくなんて皮肉なものだ」と笑った。
続けて「監督やソン・ガンホ先輩のおかげでいただけたと思う」と話した。
2005年、新人男優賞や人気スター賞などを受賞したカン・ドンウォン。主演男優賞を受賞したのは、今回が初めて。
また、この授賞式では、映画『詩』が作品賞を、チャン・フン監督が監督賞を受賞。主演女優賞は『キム・ボクナム殺人事件の顛末(てんまつ)』のソ・ヨンヒ、新人賞は『房子伝』のソン・セビョクと『白夜行』のイ・ミンジョンが受賞した。