10日に公開される映画『超能力者』のカン・ドンウォンが、『おじさん』のウォンビンを押さえ、今年の興行ランキング1位俳優に返り咲けるのか、注目されている。
2月に公開されたカン・ドンウォン主演の『義兄弟 SECRET REUNION』が547万人を動員し、今年の興行成績ナンバー1を守ってきた。昨年12月に公開された『田禹治(チョン・ウチ)』も、年をまたぎ610万人を動員。2作品でカン・ドンウォンは、名実ともに最高の俳優となった。しかし、ウォンビン主演の『おじさん』が622万人を動員し、1位の座を明け渡した。
カン・ドンウォンとウォンビンは演技力の面においてもライバルだ。カン・ドンウォンは『義兄弟 SECRET REUNION』で、第30回韓国映画評論家協会賞の主演男優賞を受賞。一方、ウォンビンは『おじさん』で、大鐘賞映画祭の主演男優賞を受賞した。
『超能力者』は、前売り率が急上昇し、ひとまず上々の兆し。7日午後に発表された、映画振興委員会のリアルタイム前売りランキングの集計によると、同映画は30%と前売り率は高い。
今月18日、公益勤務要員として入隊を控えているカン・ドンウォン。今年に入り興行、演技力という二つを手に入れたカン・ドンウォンが入隊前、有終の美を飾ることができるのか、注目される。