パク・シフが『検事プリンセス』イベントで訪日


 俳優パク・シフが4日、東京・中野サンプラザにて行われた「皆プリンセスナイト Powered by KNTV」に出演のため日本を訪れた。タイトルからわかるように、現在KNTVで放送中の『検事プリンセス』のイベントで、パク・シフとチン・ヒョク監督が記者会見を行った。

 同ドラマで「ソ弁護士病」と呼ばれる現象を巻き起こしたパク・シフは、「台本をいただいたときから、魅力を感じていろいろなことを期待した。いろいろな姿が見せられると思った」とし、「ある時はちょっと不良っぽいところもあるが、シリアスなところもあり、悪い男のようでもありと、多彩なキャラクターだなと思い、撮影前から期待していたが、実際撮影をしてみると『ソ弁護士病』という現象まで起きた。日本のファンの皆さんにも楽しんでいただきたい」と語った。

 チン・ヒョク監督については「純真な印象で、実際普段もそういう方。でも撮影に入ると本当にカリスマ性があり、スタッフみんなを引っ張ってくれて、俳優たちに対しても気遣いをしてくれる。特に感情表現の演技をするときは、俳優が気楽に演技できるように、俳優の演技を引き出してくれるところがあり、あまり苦労せずに演技できた」と信頼感を示した。


 チン・ヒョク監督は、パク・シフについて「これまでジェントルな役、冷たさを持った、冷静といった役が多かったが、彼自身は自由なところがあり、顔立ちもそうだが、自由な、多彩な演技ができると思った」と語った。

 実際撮影を終えて、「期待以上だった。120%。キスシーンは2度あったが、韓国で一番キスシーンがうまい俳優だと思った」とし、「パク・シフの演技がうまいので、信頼感があった。自由な演技、自由な人物を演じたが、前半に彼がそういう部分を演じたので、後半のシリアスな感情演技が際立った」と称賛しきりだった。

 そして、『検事プリンセス』の見どころについて「キム・ソヨン、パク・シフのファッションも見どころ。マ・ヘリ(キム・ソヨン)は検事で、ひとつひとつ事件を解決するたびに成長していくところ、また切ない愛をふたりがどうやって乗り越えていくのか、成長していくのかが見どころ」とPRした。


 チン・ヒョク監督にキスシーンがうまいと言われたパク・シフはそれに対して「そう言っていただいて、気分がいい。以前も何度か(キスシーンを)やっているが、経験を重ねていくうちにだんだんうまくなって、努力が実ったのかなと思う(笑)」とジョークを交えて答えた。

 さらに役作りに関して「普段、キャラクターを演じるとき、作品に入るとそのキャラになりきって生活する。そのキャラが身に着くように気を付けている。ソ・イヌは茶目っ気があったり、いたずらっ子だったりするが、自分はもともと人見知り。酒も強くないが、寝る前に酒を飲んでせりふの練習をするようにしていた。そのせいで、酒が少し強くなったようだ」と笑いながら明かした。


 「皆プリンセスナイト」には、パク・シフ、チン・ヒョク監督のほか、同ドラマの共演俳優チェ・ソンホ、主題歌を歌ったMonday Kizが出演し、イベントを彩った。

 パク・シフ、キム・ソヨン、ハン・ジョンス、チェ・ソンヒョンら出演の『検事プリンセス』はKNTVで毎週月・火曜日午後8時50分より日本初放送中。また、この日の模様は、2011年1月1日午後4時50分からKNTVで放送される。

東京=野崎友子通信員

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