29日、「2010 K-POP NIGHT IN JAPAN」が東京・国際フォーラムホールAにて開催され、5000人のK-POPファンを大いに沸かせた。
韓国で脚光を浴び、今後日本での活躍が期待されるアーティストのイベントということで、4Minute、G.NA(ジナ)、ZE:A(ゼア)、Teen Top(ティーントップ)、T-max、ソン・ホヨン、ぺク・チヨン、SISTARの8組のアーティストが参加。イベント前には記者会見が行われた。
最初に登場したZE:Aは4回目の来日に「皆さんの応援のおかげでオリコンチャート3位に入ることが出来てうれしいです。11月6日にコンサートがあります。期待してください」と元気いっぱいにあいさつ。
続いてメンバーが増えてからは初めてのT-maxが登場し、「主題歌は良い経験になった。(日本に)来ると感動をくれるファンに感謝している。12月13日のトーク&ライブを楽しみにしてください」と語った。
SHINHWAのアンディが行った公開オーディションから生まれた中学生と高校生のグループTeen Topは「韓国のファンは情熱的で、日本のファンは落ち着いた感じ」とし、11月2日に日本で初めてのファンミーティングを行うとのこと。
元godのソン・ホヨンと4オクターブの歌唱力をもつベク・チヨンは2人そろって登場。現在日本語を勉強中で、オフィシャルブログも開設しているソン・ホヨンは「今日も楽しく面白い公演をお見せしたい」と抱負を述べ、ぺク・チヨンは「来日するたびに、さまざまな方が来てくれて感謝しています」と語った。
姉妹(Sister)のような親近感がわく、大きな星(Star)となる才能を持つということから作られたSISTARは「これからも日本で長く活動がしたい」と意欲を示した。キュートなイメージだが、日本の雑誌やストリート系ファッションを参考にしているそうだ。
次世代のスーパー歌姫G.NAは、韓国語と英語を操り「韓国だけではなく、世界的に有名な歌手になりたい」と話した。
最後に4Minuteが登場し、紅白歌合戦について問われると「呼んでもらえたらうれしい」と答えた。また、先日新宿で行ったゲリラライブに触れ、「初めてのゲリラライブで、予想より多くのファンが来てくれてビックリした。日本に来る機会を増やしたい」との希望を述べた。
イベントではオープニングアクトをTeen Topが務め、Teen TopとG.NAは初めての日本のステージに「緊張している」と初々しい姿を見せると、ペク・チヨンはドラマ『IRIS-アイリス-』挿入歌「忘れないで」などを情感たっぷりに、SISTARはキュートなダンスやバラードなど多彩な面を見せ、T-maxはドラマ『花より男子~Boys Over Flowers~』の主題歌「Paradise」ほかを歌った。
ソン・ホヨンは貫禄のステージで客席を盛り上げると、MCの声がかき消されるほどの大歓声で迎えられたZE:Aはパワフルなステージを見せ「来年はスペシャルな計画が予定されています」と語り、いっそうファンを熱くさせた。
ラストを飾った4Minuteは、10月27日発売の日本オリジナルシングル「FIRST」で、振り付けの“お尻ペンペンダンス”を広めたいと語り、2時間の熱いステージを締めくくった。
東京=野崎友子通信員
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