10月、ソウル汝矣島の漢江市民公園一帯には、漢江の夜空を彩る花火を見るため100万人以上の人々が押し寄せる。ソウルを代表する秋祭りとして今年で8回目を迎えるソウル世界花火祭りは、カナダ・モントリオールの国際花火大会、イタリアの\「fiori di fuoco」、日本全域で開催される花火大会など、数ある有名な花火大会の中で最大規模を誇る。今回の祭りには、雄大で華やかな蓮の花の演出を誇る中国のSunny社、カナダ最高峰の実力を誇るApogee社が海外チームとして参加する。加えて蓮の花ばかりでなく、レーザー、ウォータースクリーンなどを使い総合マルチメディア花火ショー演出する韓国のハンファ社が参加し、65分間世界最高の花火ショーを披露する予定だ。また花火ショーの前にはフェイスペインティング大会や風船アート大会、フォトゾーン、SBSラジオ公開放送など観覧客が参加できる各種イベントが行われ、祭りのムードを盛り上げる。
63ビル付近の漢江上で花火が打ち上げられることから、63ビル前の会場が花火を最もよく見ることのできるポイントだが、混雑を避けるために川向うの二村地区または鷺梁津駐車タワー付近で観覧するのもよい。また麻浦地域の河川敷や東部二村洞、汝矣島全地域で観覧が可能なため、混雑していない所で家族や恋人、友人と観覧するのもおすすめだ。漢江の秋の夜空を彩る大小の花火や照明、レーザー、ウォータースクリーンなどによる幻想的な花火の饗宴を楽しもう。
*日:10月9日
*場所:ソウル汝矣島63ビル前の漢江市民公園一帯
*料金:無料
*アクセス: 地下鉄1号線大方駅から徒歩20分、5号線汝矣ナル駅から徒歩5分、汝矣島駅から徒歩15分、9号線セッガン(샛강)駅から徒歩10分(汝矣ナル駅は混雑が予想されるため他の駅を利用したほうが賢明)
文_ ペ・ムンギョン 写真_ ハンファ社