KBS第2のドラマ『トキメキ☆成均館(ソンギュンガン)スキャンダル』(以下、『成均館スキャンダル』)の原作小説、チョン・ウングォルの『成均館儒生たちの日々』が書店で旋風を巻き起こしている。
大手書店・教保文庫の集計によると、同著は9月の第3週総合ベストセラー2位、小説部門ベストセラー1位となった。続編『奎章閣の閣臣たちの日々』も前編の人気を受け、総合ランキング4位、小説部門3位を記録した。『成均館スキャンダル』がライバル作『トンイ』(MBC)、『ジャイアント』(SBS)の人気に押され、視聴率8%台と苦戦していることを考えると、原作小説のこのような人気は異例といえる。
2009年7月、改訂版が出てから現在まで、『成均館儒生たちの日々』は約43万部、『奎章閣の閣臣たちの日々』は約32万部を売り上げた。出版社の関係者は、「主な読者層は30代が35%、20代が25%、10代は8%を占める」と語った。
原作への高い関心は、視聴率には表れていないドラマファンの高い支持を反映している。よって、原作の人気がドラマの視聴率上昇をけん引できるのか、注目される。