超新星、デビュー1周年「超新星☆博」イベント開催でファン1万人、メンバー感涙


 日本で人気の6人グループ「超新星」が26日、デビュー1周年を記念したイベント「超新星☆博」をパシフィコ横浜国立大ホールで開催した。

 超新星のメンバー6人は、この日、2回のイベントで会場を埋め尽くした1万人、チケットが手に入らなかったが会場を訪れたファンも2000人を数えるなど、その人気をあらためてアピールした。

 イベントの1部はトーク中心、2部は歌という構成。一部では、これまでの歩みをVTRで振り返り、最近の活動として「8月には、韓国で3年ぶりのアルバム『Time to Shine』を出した。そのタイトルはゴニルが“輝きたくて”付けた。新人の気持ちで頑張って活動した」などと語った。


 超新星は、10月にツアーが決定しているが、さらに12月21日、横浜アリーナで「超新星クリスマスツアー2010 横浜アリーナ公演」が決定したことを発表。1万2000人規模の会場という、これまでで最大の公演となることに、不安感をのぞかせながらも、喜びと期待いっぱいの気持ちを全身にみなぎらせていた。

 1部のイベントの最後に、「夕べ、ホテルで書いた」という手紙をそれぞれが日本語で読んだ。

 日本語がめきめき上達しているゴニルは「韓国でデビューして二年、とても苦労して大変だった。でも世の中は僕を見捨てなかった。心が折れて、泣いていた僕はMILKY WAY(超新星の日本ファンクラブ)に会った。『チョシンソン』が『超新星』に生まれ変わった。あなたたちが、僕に自信を与えてくれた」と自分の言葉でしっかりとつづった。


 ジュヒョクは「皆さんがいるから超新星がここにいる。今日のことを死ぬまで覚えておきます」と涙ぐむ。ソンモも感謝の気持ちをつづり、次のソンジェもファンへの感謝の言葉を読みながら涙。励ましていたはずのゴニルも一緒に涙し、観客へも感涙は伝染した。

 そして最後に、終始トークをきびきびと仕切ってきたユナクの番に。「韓国で練習生のとき、デビューしたら…」と読み始めると、まったく後が続けられなくなった。リーダーとして、また日本語が唯一堪能であることから、常にグループを引っ張ってきたユナクも、ファンの前で感情を抑えきれず、涙にくれた。

 続く2部では、「SUPERSTAR ~REBORN~」に始まり、最新シングルの「愛言葉」など全10曲を披露。1部のような涙はなく、5000人の観客と一体となって充実の「1周年」を自信に満ちたパフォーマンスで飾った。そしてその目は、さらに先をしっかり見据えているようだった。



東京=野崎友子通信員

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