「韓流ミュージックフェスティバル(KMF)2010」に2AM、大国男児、Sisterが登場


 「韓流ミュージックフェスティバル2010」が20日、東京・渋谷C.C.Lomonホールで開催された。同イベントは、NPO法人日韓文化交流会が取組むアジア貧困地域子供教育支援プロジェクト(GFSC)のチャリティーイベント。公演に先立ち、出演者の会見が行われ、それぞれの豊富を語った。

 韓国最年少アイドルとしてデビューした実力派アイドルグループ「大国男児」はヒョンミン、インジュン、ジェイ、カラム、ミカと順番に日本語を交えて自己紹介。リーダーのミカが「札幌でも公演を行ってきましたが、本当に皆さんから温かい声援をいただいてうれしかった。今日もそれに負けないように一生懸命務めたい」と意気込みを語った。

 また、自分たち「大国男児」の魅力は、との問いに「歌手の本質である歌をしっかり歌っていきたい。また、ダンスといったパフォーマンスをお見せして、常にステージのうえではライブ、歌をより楽しんでもらえるようにやっていこうと思う」と話した。


 秋からBSジャパンで始まる新番組へのレギュラー出演が決まったことについては、「本当にうれしい」「胸がドキドキする」「がんばります」などそれぞれが日本語で答え、「今後は日本での活動も頑張りたい。日本語は難しいけど頑張ります」と元気いっぱいに意欲を示した。

 続いて登場したのが初来日となるガールズ4人組「Sistar」。「初めてのチャリティーイベントなので意味深く感じている。参加できてとてもうれしい。やりがいを感じながら楽しんでもらえるようにやりたい」とリーダーのヒョリンが抱負を語った。

 ガールズグループが盛り上がっている中、「Sistar」のアピールポイントは、と尋ねると、「他のグループとどこが違うというよりは、私たちならでは魅力をお見せすることが大切だと思う。ステージに上がったら私たち自身も舞台の上で楽しく遊ぶ形で、歌、ダンスを披露する。常に元気に動き回って、いつも明るい姿をお見せするのが特徴かな」と笑顔で明るく答えた。


 そして最後に、待望の初来日となった歌唱力に定評のある4人組人気グループ2AMが登場。東京での公演の意気込みを、「札幌の公演を楽しく終える事が出来たので、今日の公演もとても期待している。リハーサルをしながら興奮する気持ちを隠しきれなかった。早くファンに会いたい、会いに来てくれた皆さんには僕たちのライブの実力、素敵な歌声をお聞かせしたい」とリーダーのチョ・グォンが興奮気味に語った。

 日本での活動を待たれる2AMだが、今後の活動については「まだ、初めて来たばかりで具体的な活動の計画は決まっていない。今回直接日本に来てとても良い印象を受けていて、あたたかく歓迎してもらえたのでとても気分が良いし、機会があれば活動していきたい」とのこと。

 リーダーで人気者のチョ・グォンは、早速日本での様子をツイッターに書き込みをしていたそうで「日本が初めてで来る前からわくわくしていた。わずかな時間でも情熱的にあちこち回ったり、ショッピングをしたり出来るだけ多くのものを見たくてあちこち行った。日本の方は本当に親切で本当にいい国だとあらためて気づかされた」と日本の印象を話した。


 また、「日本人は礼儀正しいと聞いていたので、空港でもファンの方は静かに迎えてくれるのかと思っていたら、思っていた以上に大歓迎をしてくれたのでとても気分を良くした」と少々驚いた様子で話した。

 日本での初めての公演について、「日本のファンの為に公演を行うので楽しい姿を見ていただけるように、素敵な歌を聴いていただけるように準備してきた。それ以外にもアカペラやチョ・グォンの楽しい踊りも期待してください」と特別な思いを語った。

 公演では3グループが、それぞれの意気込みを遺憾なく発揮、それぞれの特徴的なパフォーマンスで会場を埋め尽くした観客を魅了。大盛況のうちに幕を下ろし、今後のさらなる活躍が大いに期待される公演となった。

東京=野崎友子通信員

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