イ・ジュンギ、リハ中に額50針縫うケガ


 国防広報院で軍服務中のイ・ジュンギが、韓国戦争(朝鮮戦争)60周年記念ミュージカル『命の航海』のリハーサル中、額を50針縫うケガを負った。

 初日公演前日の21日、国立劇場ヘオルム劇場で最終リハーサルを行っていたイ・ジュンギは、暗転中の移動の際、セットの船の鉄フレームに額をぶつけたという。

 事故後、イ・ジュンギはすぐに救急車でソウル大学病院の救命救急センターに運ばれた。脳損傷と首のヘルニア部分の神経異常が心配され、CT撮影をしたが、異常なしとの結果だった。しかし、額が大きく裂け、約2時間にわたり、50針縫う治療を受けた。

 ソウル大学病院整形外科専門医は「十分体を休める必要がある。そうしない場合、傷が裂けて出血が起き、むくみができるかもしれない」と説明した。

 しかし、イ・ジュンギは公演を見に来たファンを失望させるわけにはいかないと、圧迫包帯を巻いて、舞台に上がり、公演を務めた。

 公演中、軽い頭痛を感じたというイ・ジュンギは、公演が終わるとすぐ、再び救命センターに運ばれたが、幸い傷口が開いたり出血したり、ということはなかった。イ・ジュンギは傷を消毒した後、舞台に復帰した。

キム・ウンギ記者
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